「休む勇気」

整えて踊るための考え方

皆さんこんにちは。
バレエダンサー整体アミカル院長の田上です。

今回は、ケガをした時の 「休む勇気」 についてお話しします。

皆さんは、ケガをしたときに
「少し痛いけれど動けるから」
「これくらいなら大丈夫だろう」
と、休まずにレッスンを続けてしまった経験はありませんか。

特にバレエでは、
休む=遅れる
休む=弱い
と感じてしまいがちです。

しかし、ここで一度立ち止まって考えてみてください。


一流は、休みます。

これは精神論ではありません。

一流のアスリートやダンサーほど
休むべき時には、徹底的に休みます。

医師やトレーナーから
「今は休養が必要」と言われたら、
自己判断を一切挟まず、
寸分も破らずに休みます。

少しだけ動く
・様子を見ながら練習する
・できるところだけやる

こうした判断は、
一流の現場ではほとんど行われません。

なぜなら、
「今休まなければ、もっと長く休むことになる」
ことを、よく知っているからです。


本当の勇気とは、
休まない勇気ではなく、休む勇気

ケガをしている身体は、
「動けない」のではなく、
「動かないでほしい」というサインを出しています。

それにも関わらず動き続けると、

回復が遅れる
・代償動作が身につく
・同じケガを繰り返す

といった結果につながりやすくなります。

これは、
頑張りが足りないからではありません。
判断の順番が違っているだけです。


特に成長期のダンサーこそ、注意が必要です

成長期の身体は、
大人と同じように「耐えて回復する」ことができません。

だから、一流と同じ判断が求められるのです。

骨・筋・腱のバランスが変化している時期に無理をすると、
小さな違和感が、
慢性的な痛みや繰り返すケガにつながることがあります。

「少し休めば治るはず」
と思っていたものが、
気づけば長引いてしまうケースも少なくありません。


休むことは、後退ではありません

一時的にレッスンを休むことは、
バレエを諦めることではありません。

長く踊り続けるための、前向きな選択です。

本当に大切なのは、

いまは休む段階なのか
・少しずつ動きを戻す段階なのか
・動きを学び直す段階なのか

を、正しく判断することです。


バレエダンサー整体アミカルが大切にしていること

バレエダンサー整体アミカルでは、
「早く戻す」ことよりも、
「正しく戻す」ことを大切にしています。

そのために、

いま休むべきか
・どの程度まで動いてよいか
・いつから次の段階に進むのか

を、身体の状態を見ながら、
ご本人や保護者の方と一緒に整理します。


ケガをしたとき、
「休む勇気」を持てるかどうかで、
その先のバレエ人生は大きく変わります。

頑張り続ける勇気と同じくらい、
立ち止まる勇気も、大切にしてほしいと思います。